韓国語を一生懸命勉強しているみなさんは、韓国留学に憧れることがあるかと思います。
しかし、いざ留学の手続きを進める段階になって悩むのが、どんな留学保険に加入するべきかではないでしょうか。
「留学保険って、なんだか高そう……」
「種類がたくさんあって、どの留学保険を選べばいいのかわからない!」
こう思うことも多いはずです。
そもそも、留学保険に入ったほうがいいのか疑問に思う方もいらっしゃると思います。
そこで本日は、留学保険の選び方や、どんな留学保険がオススメかについてご紹介していきます。
韓国に留学する予定のある方や留学を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも留学保険ってなに?
そもそも留学保険とは何か気になる方も多いはずです。
留学保険とは、留学中に病気やケガ、盗難などが起きたときに、金銭的な補償をしたり対応のサポートをしてくれるサービスのことです。
普段病院に行くことがあまりない方でも、留学中に気候や環境の違いから体調を崩して病気になってしまうことがあります。
また、韓国は比較的治安のよい国ですが、それでも盗難やスリなどがないわけではありません。
そのような予想外のトラブルに備えて留学保険に加入しておくのは、金銭的なリスクを軽減する意味で有意義な選択となりえます。
また、2019年からはほとんどすべての語学堂で、留学保険の加入を証明する書類の提示が求められるようになりました。
提示を拒否すると入学が取り消しになってしまう恐れもあるので、韓国に語学留学する際は留学保険の加入がほぼ必須だと考えておくとよいでしょう。
留学保険の代表的な補償内容
留学保険と一口に言っても、複数の保険会社がさまざまなプランを用意しており、それぞれ補償内容や保険金額、保険料などに違いがあります。
ここでは留学保険の代表的な補償に注目し、プランやオプション特約に含まれることの多い項目をご紹介します。
傷害死亡:留学中に発生した事故により死亡した場合
障害後遺障害:留学中に発生した事故などによるケガで後遺障害が生じた場合
疾病死亡:留学中に発病した病気により死亡した場合
治療・救護費用:ケガや病気などをして病院で治療を受けた場合や、入院などにより家族が急きょ韓国の病院に赴いた場合
携行品損害:身の回りの品が破損や盗難・ひったくりにあった場合
生活用動産:居住施設内の品が破損や盗難にあった場合
個人賠償責任:施設内の備品や他人の所有物を誤って壊した場合
緊急一時帰国費用:留学者の親族の死亡・危篤により一時帰国する際に費用が発生した場合
航空機寄託手荷物遅延:航空会社に預けた手荷物やスーツケースなどが一定時間以上届かず、代用品の購入などにより追加費用が発生した場合
航空機遅延費用:搭乗予定の飛行機が一定時間以上出発遅延したり、欠航などにより追加費用が発生した場合
留学保険はほとんどの場合パッケージプランになっているため、すべてを自分の思い通りに組み合わせることは難しいです。
ですが、保険会社によっては一部オプション特約として追加選択ができたり、上記以外の補償を用意しているところもあります。
そのため、自分に必要な補償項目を見極めて、各保険会社のプランを比較検討してみるといいでしょう。
日本と韓国の留学保険の違い
韓国留学で加入できる留学保険には、「日本の留学保険」と「韓国の留学保険」の2種類があります。
それぞれの特徴は下記の通りです。
日本の留学保険
日本の留学保険は、以下のような方にオススメです。
- 補償内容にこだわりたい
- 留学期間があらかじめ決まっている
- 予算に余裕がある
日本の留学保険は、渡航前に申し込みができ、出発後は原則的に加入できません。
また、手厚い補償が主な特徴です。
加入プランによっては高額な保険金が支払われるケースもあり、高い場合だと1,000万円を超えることもあります。
しかし、補償がしっかりしている分、保険料が高くつくことも多いです。
選択するプランによっては保険料が数万円から数十万円に及ぶケースもあります。
また、加入期間は基本的に数カ月から1年、2年、5年などの長期加入に対応している保険会社もあります。
留学を延長する際は、滞在予定期間に合わせて保険の加入期間を延長する会社も多いです。(会社ごとに規定が違うため、別途問い合わせが必要です)
とくに、ワーキングホリデーを利用して韓国に滞在する場合は、在学期間中のみが対象となるケースも多いため、留学保険に加入できる期間に注意が必要です。
韓国の留学保険
韓国の留学保険は、以下のような方にオススメです。
- 医療保険をメインに加入したい
- 保険料の負担を抑えたい
- 超高額の保険金を望まない
渡航前に留学エージェントを通して申し込んだり、渡航後に現地で申し込めます。
補償は医療保険をメインにカバーするものが多く、保険金も最大で数百万円までと設定されているものが主流です。
比較的保険料が安く、プランによっては日本の留学保険の10分の1ほどの保険料で済むこともあります。
韓国の会社が運営する保険商品となりますが、留学エージェントを通して申し込むことが可能です。
そうすることで、補償についての説明や複雑な手続きなども日本語でおこなってもらえます。
留学保険を選ぶポイント
ここまで留学保険の代表的な補償内容と、日本と韓国の留学保険の違いについてある程度わかりましたね。
それでは一体、何を基準にして留学保険を選べばいいのでしょうか。
ここでは韓国留学での留学保険選びのポイントを3つご紹介します。
補償内容・保険金額・保険料のバランス
上でもお話したように、留学保険選びの核となるのは「補償内容」「保険金額」「保険料」の3つです。
自分が必要とする補償を確認し、支払う保険料と保険金額が妥当かを見定める必要があります。
とくに保険金額については、「最高〇千万円まで」「無制限」などと設定している保険会社もありますので、「補償内容」「保険金額」「保険料」のバランスを見て、自分にもっとも適切なプランとオプション特約を選ぶようにしましょう。
キャッシュレス提携病院の有無
保険会社にキャッシュレス・メディカルサービスを提携している病院がある場合、現地でのお金のやり取りなしで医療サービスを受けられます。
通院が長期化したり、手術や入院をすることになると、どうしても医療費が高額になりがちです。
そんなとき、現金の手持ちがないことで受診が遅れてしまうこともありえます。
そこで、心強い存在になってくれるのが、キャッシュレス提携病院です。
滞在する予定の地域にキャッシュレス提携病院があるか事前に把握しておくことも、留学保険選びの重要なポイントになります。
医療通訳・日本語ガイドの有無
病院での手続きや診断、治療などについて、すべてのやり取りを韓国語で行うのは複雑でとても難しいです。
保険会社によっては、24時間いつでも通話代・利用料無料で病院手配や医療通訳をおこなってくれるサービスを提供しているところもあります。
キャッシュレス・メディカルサービスの相談から、病院で必要な対応までほぼすべてをサポートしてくれるため、韓国語でのやり取りに自信のない方は、医療通訳・日本語ガイドサービスがある留学保険を選ぶといいでしょう。
オススメ留学保険3選&保険商品の特徴
ここまで留学保険選びのポイントを見てきました。
ここからは、上記の内容を踏まえたうえで、韓国留学にぴったりのオススメ留学保険を3つご紹介します。
ジェイアイ損害火災
旅行大手グループと世界的に事業を展開する損害保険グループの合弁会社が提供する保険商品で、補償内容が充実しています。
- 最長5年まで加入可能
- 治療・救援費用無制限プランあり
- キャッシュレス提携病院あり
- サポートデスクで24時間いつでも日本語で電話受付可能(契約内容によっては有料)
- 緊急入院や、重病・重症の場合、医師と日本語対応スタッフが24時間体制で対応する緊急メディカルサービスあり
※最新情報は公式HPをご確認ください。
東京海上日動
大手損害保険会社が提供する保険商品で、補償内容が充実しています。
長期留学では滞在先で保険金が受け取れるクレームエージェントも利用できます。
- 最短3カ月、最長2年まで加入可能
- 治療・救援費用無制限プランあり
- キャッシュレス提携病院あり
- サポートデスクで24時間いつでも日本語で電話受付・通訳サポート可能
- 現役救急医や看護師が24時間体制で対応する緊急医療相談サービスあり
- 長期留学の場合はクレームエージェント利用可能
※最新情報は公式HPをご確認ください。
※代理店HP・非公式
AIG損保
損害保険グループ傘下の完全子会社が提供する保険商品で、補償内容が充実しています。
- 最長1年まで加入可能
- 治療・救援費用無制限プランあり
- キャッシュレス提携病院あり
- サポートデスクで24時間いつでも日本語で電話受付可能
※最新情報は公式HPをご確認ください。
韓国語に本気のあなたに特別なご案内
今回は留学保険を選ぶポイントについて考察し、オススメの留学保険を3つご紹介しました。
留学保険選びで大切なのは、自分のニーズに合った補償を適正な保険料でカバーしてくれる保険会社のプランを選ぶことです。
相談は基本的に無料でしてもらえるところが多いです。
そのため、気になる保険会社には、まずは問い合わせをしてみて、見積などを比較してみるといいでしょう。
自分に合った留学保険を見つけて、安心の留学生活を送れるといいですね!
また、記事を最後までご覧になったみなさんには、韓国語を「外国語」のままではなく、「第2の母国語」にしていただきたいと考えております。
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