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【韓国語教室が徹底分析】ハングル能力検定(ハングル検定)とは?試験実施要項や特徴、申込方法、合格ラインなどをご紹介!

「自分の韓国語のレベルを知りたい」「韓国語のスキルを証明したい」というときに活用したいのが、韓国語の検定試験です。検定試験を受けることで自分の実力を客観的に確認できますし、合格すればスキルを対外的に証明できます。また、検定試験という目標があればモチベーションアップにもつながるので、学習に張り合いが出てくるでしょう。

日本で受けられる主な韓国語の検定試験は、「ハングル能力検定(ハングル検定)」と「韓国語能力検定(TOPIK)」の2つです。今回は、初心者でも受験しやすいハングル検定についてご紹介します。

ハングル検定について

ハングル検定は、ハングル能力検定協会が実施しています。正式名称を「ハングル能力検定試験」といいますが、「ハングル検定」と呼ばれるのが一般的で「ハン検」と略されることもあります。ハングル検定は、1993年に日本初の韓国・朝鮮語検定試験として第1回試験が実施されました。2022年4月現在、第56回まで実施されていて、出願者数は延べ47万人を超えています。

ハングル検定の特徴

ハングル検定には、次のような特徴があります。

日本語を母語とする人のための検定試験

ハングル検定は、日本語を母語とする韓国・朝鮮語の学習者に特化した検定試験です。外国語を勉強する際、どうしても母語が作用するものです。ハングル検定は日本語を母語とする学習者にとって何が難しく何が易しいかを把握し、バランスのとれた評価を目指しています。語彙や題材は、日本国内で生活している受験者の学習環境や言語使用環境を考慮して選定されています。

ちなみに「韓国語能力試験(TOPIK)」は大韓民国政府(教育省)が認定・実施する検定試験です。世界各国で実施されている検定試験なので、初級でもすべて韓国語で出題されます。

ハングル検定も上級者向けの2級・1級は韓国語で出題されますが、初級〜中級者向けの5級〜準2級試験は日本語で出題されます。学習を始めたばかりの人が韓国語の検定試験を受けるならハングル検定がおすすめです。

南北いずれの正書法も認めている

ハングル検定は、記述式試験の解答が南北いずれかの正書法で統一されていれば正解になります。上級になれば、南北それそれの正書法で書かれた文章が出題されます。

1級合格者は通訳案内士試験の韓国語筆記試験が免除

2012年12月より、ハングル検定1級合格者は通訳案内士試験の外国語(韓国語)筆記試験の免除対象になりました。

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ハングル検定の実施要項

ここからは、ハングル検定の実施要項をご紹介します。ハングル検定の受験を考えている方は、確認しておきましょう。

試験は年に2回

ハングル検定は、春季(6月の第1日曜日)と秋季(11月の第2日曜日)に実施されます。受験の機会は年に2回なので、あまり多くはありませんが、5級と4級、準2級と2級というように隣接する級との併願も可能です。1級の1次合格者は試験日の3週間後の日曜日に2次面接試験があります。

受験料

単願と併願の検定料は次の通りです。1級になると検定料も高額になります。

単願検定料
1級10,000円
2級7,000円
準2級6,300円
3級5,300円
4級4,200円
5級3,700円

併願の場合、単願で受験するよりやや割安です。

併願検定料
1級、2級16,800円
2級、準2級13,100円
準2級、3級11,100円
3級、4級9,000円
4級、5級7,400円

受験資格

受験資格はとくにありませんので、誰でも受験できます。

申し込み方法

ハングル検定には個人申し込みとグループ申し込みがありますが、ここでは個人で申し込む方法をご紹介します。

個人での申し込みは、オンラインで申し込む方法と郵送で申し込む方法の2通りがあります。オンラインで申し込む場合は、まずユーザー登録をしてマイページから申し込みをしてください。申し込みがすむと、登録したメールアドレス宛に申込情報の確認と検定料のお支払いについてのメールが届きます。

お支払い方法にはクレジットカード決済とコンビニ決済の2種類がありますので、指定した方法で支払い期限内にお支払いを済ませましょう。

郵送での申し込みを希望する人は、ハングル能力検定協会の公式サイトから郵送申し込み用願書をダウンロードしてください。ダウンロードできない人は、返信用封筒を協会へ郵送すれば、願書を請求できます。郵送で申し込む場合は、先に検定料を郵便振替か銀行振り込みで払込みましょう。漏れなく記入した願書と一緒に検定料を払い込んだ際のご利用明細や払込証を同封して協会へ郵送してください。

期日を過ぎると無効になりますので、申し込み受付期間に郵送しましょう。未着のトラブルを避けるため、簡易書留などでの郵送が推奨されています。

データ

令和3年に実施された第56回のデータを参照すると、出願者数14,540名の内、もっとも多い職業が会社員の33.6%、続いて大学生が25%、高校生と主婦がいずれも9.4%となっています。また、年代別に見てみると、最も多いのが20代で37.3%、続いて10代が25.4%、30代が13.2%、40代が11.6%です。幅広い年代の方がハングル検定を受験しています。

ハングル検定の試験内容

ハングル検定の試験内容は、「筆記」と「聞きとり」の2つで構成されています。5級・4級・3級は筆記が60分、聞き取りが30分おこなわれます。準2級・2級・1級は筆記が90分、聞き取りが3分です。マークシート式ですが、1級のみ一部記述式の問題も出題されます。

各級のレベル

ハングル検定は5級から始まり4級・3級・準2級・2級・1級と難易度が高くなっていきます。5級から準2級までの問題文は日本語ですが、2級以上は韓国語で出題されます。1級になると記述式の問題も出題され、1次試験合格者は2次面接もあります。

各級のレベルの目安は次の通りです。

  • 5級…基礎的な韓国語・朝鮮語をある程度理解し、表現できる。韓国語を習い始めた始めた初歩の段階。
  • 4級…基礎的な韓国語・朝鮮語を理解し、表現できる。決まり文句を用いて挨拶や質問などができる。
  • 3級…日常的な場面で使われる韓国語・朝鮮語を理解し、表現できる。決まり文句以外の表現で挨拶などができる。身近な話題ばかりでなく、社会的な出来事も話題にできる。
  • 準2級…日常的な場面で使われる韓国語・朝鮮語だけでなく、より幅広い場面で使われる韓国語・朝鮮語もある程度理解し、表現できる。さまざまな相手や状況に応じて適切にコミュニケーションが図れる。平易な内容であれば長文の意味を理解できる。
  • 2級…幅広い場面で使われる韓国語・朝鮮語を理解し、表現できる。相手に対して失礼のない表現を選んでコミュニケーションを図れる。新聞・雑誌・平易な評論など、幅広い話題を呼んで内容を理解できる。取扱説明書や契約書、広告など実用的な文を読んで内容を把握できる。
  • 1級…幅広い場面で用いられる韓国語・朝鮮語を十分に理解し、自由自在に表現できる。論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読み、内容や構成などを理解できる。要約・推論・論証・議論など、高度なレベルが必要な処理を韓国語・朝鮮語を用いておこなえる。

合格ライン

ハングル検定の合格ラインは級によって異なります。また、3級以上は聞き取り・筆記の必須点があので、総合的に学習しておく必要があります。

各級の合格ライン

  • 5級・4級…100点満点中60点以上で合格。ただし、合格点に達していても聞きとり試験を受けていなければ不合格。
  • 3級…100点満点中60点以上で合格。筆記24点、聞き取り12点以上が必須。
  • 準2級…100点満点中70 点以上で合格。筆記30点、聞き取り12点以上が必須。
  • 2級…100点満点中70 点以上で合格。筆記30点、聞き取り16点以上が必須。
  • 1級…100点満点中70 点以上で合格。筆記30点、聞き取り・書き取り16点以上が必須。

1級試験合格者は2次試験に進みます。2次面接の時間は1人約15分で、5段階評価となっており、S・A・Bが合格、C・Dが不合格です。2次試験不合格者は、次回と次々回のうち1度だけ規定の手続きを経て1次試験が免除されます。

各級の合格率

ハングル検定の合格率はどのくらいなのでしょうか。令和3年に実施された第56回の合格率を級別にご紹介します。

  • 1級…7.8%
  • 2級…28.1%
  • 準2級…43.6%
  • 3級…68.2%
  • 4級…73.7%
  • 5級…84.5%

1級は難易度が非常に高く、115人の受験者に対し、合格者9人で合格率は7.8%でした。一方、初歩向けの5級は合格率が84.5%なので、しっかり勉強して試験に臨めば、さほど難易度は高くありません。

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ハングル検定の資格を取得するメリット

ハングル検定は多数の大学や高校などで単位として認められています。1級合格者は通話案内士試験の韓国語筆記試験免除対象です。

また、語学教室の講師や翻訳の仕事、通訳の仕事などに就きたいとき、ハングル検定の資格が採用条件となっていることがあります。東京都では語学ボランティアの採用基準にされています。韓国語に関わる仕事に就きたい人は、ハングル検定の資格を取得しておいた方がよいでしょう。

ハングル検定はこんな人にオススメ!

韓国語を活かせる仕事に就きたいと考えている人には、ハングル検定を受験することをおすすめします。

韓国語のスキルを客観的に証明できるため、履歴書に記入してアピールできるでしょう。また、趣味で韓国語の勉強をしている人もハングル検定で腕試しをしてみてはいかがでしょうか。目標を持つことで、より韓国語の学習意欲が増すでしょう。

ハングル検定は6歳から87歳まで幅広い年代の方が受験されています。全国の主要都市で実施されていますので、韓国語を学習している人は、ぜひ挑戦してみてください。

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