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韓国で就職は困難?韓国が就職難であるワケ

韓国語を勉強しているみなさんは、韓国での就職に憧れたことはありませんか?

一生懸命覚えた韓国語を使って韓国で働けたら、きっとカッコいいですよね。

ですが、韓国ではもう10年以上前から「就職が難しい」と言われていて、長年続く就職難が問題視されています。

せっかく韓国で就職しようと思っても、現地の人たちの就職が難しいのなら、日本人が就職するのはさらに難しいだろうと感じてしまいますよね。

韓国は、なぜそれほどまでに就職難と言われるのでしょうか。

また、そもそも韓国は本当に就職難なのでしょうか。

今回は、韓国の就職難のワケについてご説明します。

また、日本人が韓国で就職するためにはどうすればいいか、効果的な方法もご紹介します。

韓国での就職を考えている方や、韓国の就活に興味のある方には、役立てられる情報となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

韓国は本当に就職難なのか?

「就職難」と言われて久しい韓国ですが、それほどまでに働き口がないのでしょうか。

結論からお伝えすると、「実はそうでもない」と言えそうです。

もちろん、2008年のリーマンショックや、2020年のコロナショックなどをきっかけに、一時的に採用が減ることは過去に何度もありました。

経営状況の悪化による企業の人件費削減は、韓国に限らず、どこの国でも共通して見られる現象です。

では、「韓国が就職難というわけでもない」とは、一体どういうことなのでしょうか。

その理由について詳しく説明していきます。

就活生は「就職難」、企業は「採用難」

韓国では15歳から29歳の人口のうち、就職率が45.1%、完全失業率が8.9%、そして残りの46%は、まだ学生だったり兵役中だったりして、労働力人口に含まれない人たちです。(韓国統計庁「経済活動人口調査」2021年6月時点)

これを見ると、社会人として活躍しはじめる年代で、約11人に1人が就職したいのにできない「就職難」の状況にあることがわかります。

ちなみに日本の同年代の完全失業率は4.5%以下なので、たしかに日本より韓国のほうが「就職が厳しい」ということが言えます。(総務省統計局「労働力調査」2021年6月時点)

ところが一方で、韓国の半数以上の企業は「採用難」に悩まされている状況です。

とくに中小企業は、長期間にわたって求人を出しても、いい人材をなかなか確保できないという問題を抱えています。

その原因として、企業が提示する条件と応募者の希望が合わないこと、企業が求める人材と応募者のスキルがマッチしないことなどがあげられます。

ここから、就活生は「就職したいのにできない」、企業側は「採用したいのにできない」というジレンマを抱えていることがよく見て取れますね。

韓国は決して働き口がないのではなく、あくまでも就活生と企業側の採用に対する認識のズレにより採用がうまく進まず、「就職が難しい」というイメージができあがってしまっていると言えそうです。

では、どうしてこのようなことになってしまったのでしょうか。

次の項目では、その原因について詳しく見ていきましょう。

就職難と感じる本当の理由

韓国で今、「就職難」と「採用難」が起きている背景には、就活生が企業に求めるものと企業が応募者に求めるものの間にギャップが生じていることが原因としてあげられます。

就活生と企業がそれぞれ求めるものとは、ざっくり下記の通りです。

  • 就活生 ⇒ 高い給与水準、ワークライフバランス
  • 企業  ⇒ 即戦力、業務スキル

就活生が企業に求めるもの:高い給与水準、ワークライフバランス

韓国の就活生が就職の際に重視するのは、なんといっても「高い給与水準」です。

新卒でもらえる平均年収は、大手企業が約4,130ウォン(約413万円)、中小企業が約2,800万ウォン(約280万円)ほどで、入社時点ですでに大きな差がありますが、勤続年数が上がるにつれて、その差はさらに開いていきます。(JOBKOREA「4年制大卒の新卒初任給平均」2020年8月時点)

また最近は、韓国の20代が重視することのひとつに「ワークライフバランス」があります。

仕事とプライベートどちらもバランスよく大切にしたい人にとって、残業が少ないこと、有給休暇をしっかり取れることなど、福利厚生がしっかりしていることは大きな魅力です。

そういった条件を考慮すると、やはり中小企業よりも大手企業や政府系企業のほうが就職先の候補となりやすく、自然とそういった企業に応募が集中するようになります。

企業が応募者に求めるもの:即戦力、業務スキル

一方で、企業側が応募者に求めるものは「即戦力」と「業務スキル」です。

「即戦力」と「業務スキル」は大手企業・中小企業問わず、採用の際に非常に重視されています。

そのため、まだ職務経験のない新卒の就活生にとっては不利になりやすく、企業側も求める水準に達していないという理由で、応募者を採用しないケースがよく起こります。

さらに最近では、大手企業が新卒一括採用を控える傾向にあり、韓国国内のほとんどすべての企業で通年採用が行われつつあるのが実態です。

職務経験のない就活生にとっては採用のハードルが上がり、今までよりいっそう「就職が難しい」と感じるようになってきたというわけです。

韓国では、子どものうちから勉強にかなりの時間と費用を投資する傾向があり、有名大学を卒業して一流企業に就職することを目標とする人がたくさんいます。

そのような中で、就活がうまくいかず大手企業に就職できないとなると、今までしてきた努力がすべて水の泡となったように感じてしまうため、なおさら大手企業への就職に執着してしまう人もいるほどです。

この状況から、韓国が「就職難」と言われる本当の理由は、「就活生の高望み」と「企業の選り好み」にあると言えます。

このように、韓国では採用の需要と供給のアンバランスが生じており、「就職難」と「採用難」が同時に深刻化しているのです。

また、経済停滞が続いていることを考えると、企業側は今後も応募者に求める採用基準を下げる可能性は低いと予想されます。

そのため、最近では就職難への対策として、韓国で優秀な大学の卒業生を中心に人手不足の日本に移住して就職をしたり、就職自体をあきらめて株式の運用でお金を稼ごうとする若者たちが増えています。

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日本人が韓国で就職するためのTip

それでは、日本人が韓国で就職しようと思ったら、どうしたらいいのでしょうか。

「韓国人も就職をあきらめているのに、日本人にとってはなおさら難しいのでは?」と思う方もきっと多いでしょう。

たしかに韓国での就職が難しいのは事実ですが、日本人であっても戦略さえしっかりと立てて就活をすれば、就職難と言われる韓国でも問題なく就職ができるようになります。

ここでは日本人が韓国で就職する際に役立つTipを2つご紹介します。

韓国人と同じ土俵で勝負しない

まず、ひとつめとしてオススメしたいことが、韓国人と同じ土俵で勝負しようとしないことです。

ここでいう土俵とは、一言で「大手企業を目指すこと」です。

すでに他社での職務経験があり、企業が募集しているポジションで即戦力として働けるスキルがある場合は、応募してもまったく問題ありません。

ですが、もしそうでない場合は、大手企業を目指すのは避けたほうが得策と言えます。

前述の通り、大手企業は韓国の就活生にも人気で倍率が高いうえに、これまで相当な時間とお金を投資して一流企業への就職を準備してきた韓国人がライバルになってしまうため、期待通りの結果を得られない可能性が高くなります。

ですので、韓国で就職活動をする際は、大手企業よりも競争率の低い中小企業に絞って応募したほうが、採用の確率を上げられるでしょう。

韓国人では代わりが利かない職種に就く

就職難といわれる韓国で日本人が就職をうまく進めるためには、韓国人では代わりの利かない職種に応募するのがいい方法です。

簡単なところで言えば、日本語を使う職種などです。

ただし、韓国には日本語をネイティブ並みに使える人がたくさんいます。

なので、日本語を使用する仕事をするならば、高度なライティング業務を専門にした職種や、ネイティブの日本人にしかできない業務をおこなう職種に応募するのがいいでしょう。

また、韓国では学べない専門的な知識や資格を持っていたり、韓国にはあまりない専門的なスキルがある場合も、韓国の労働市場での希少価値を高めてくれます。

そういった専門性があれば、企業が採用してくれる可能性も高くなりますし、何よりのちにビザをもらうときに非常に役に立ちます。

韓国では外国人に就労ビザを発給するとき、「どうしてその仕事を外国人がしなければならないのか」という理由を企業の人事担当者が書類に書いて、出入国管理事務所に提出しなくてはなりません。

極端なところ、ほかの韓国人よりも外国人のほうが業務スキルが高かったとしても、その仕事自体が韓国人にもできるものであれば、ビザは降りなくなってしまうのです。

ですので、そういった意味でも韓国で就職する際は、労働市場での自分の希少価値を高めて、韓国人がライバルとならないような企業や職種に応募するのがいい方法だと言えます。

【韓国で就職したい!】日本人が韓国で就職するには?

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ここまで韓国の就職難のわけについて見てきました。

韓国はあくまでも働き口がないというわけではなく、就活生の高望みと企業の選り好みによって、「就職難」と「採用難」の状況が起こってしまっているというお話をしました。

就活生は企業に「高い給与水準」と「ワークライフバランス」を望み、企業は応募者に「即戦力」と「業務スキル」を求めています。

そんな状況で日本人が韓国で就職するためにできることは、韓国人と同じように大手企業に応募して同じ土俵で勝負しようとするのではありません。

韓国の労働市場における自分の希少性を高めて、韓国人では代わりの利かない職種に応募することで、採用される確率をアップさせられます。

韓国で就職が難しいのは紛れもない事実ですが、そのなかでもうまくいく方法さえ見つけてしまえば、日本人にとってはむしろ就活が有利に進むことも多いです。

また、記事を最後までご覧になったみなさんには、韓国語を「外国語」のままではなく、「第2の母国語」にしていただきたいと考えております。

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